コカ・コーラと Microsoft がクラウドと AI 分野を中心とした約1,700億円のパートナーシップ締結を発表
5年間の戦略的パートナーシップに
4月23日(現地時間)、世界No.1飲料メーカー「コカ・コーラ(Coca-Cola®︎)」がグローバル事業全体でクラウドと生成AI技術の採用を加速するため、「Microsoft(マイクロソフト)」との5年間の戦略的パートナーシップ締結を発表した。
今回のパートナーシップでは、「コカ・コーラ」がMicrosoft Cloudへ11億ドル(約1,700億円)の投資を実施。同社のマーケティング、製造、カスタマーサービスなどといったあらゆる面を強化するべく、「Microsoft」のクラウドコンピューティングサービス Microsoft Azureと生成AIであるAzure OpenAI Serviceの統合を目指す。また、「コカ・コーラ」はこれらの技術のほか、Microsoft 365 Copilotなどのツールも活用することで、職場の生産性向上、業務の合理化、働き方の改革を促進するという。
「コカ・コーラ」のCEO兼CFOであるジョン・マーフィー(John Murphy)は今回のパートナーシップ締結について「この新たな契約は、コカ・コーラとMicrosoftとのパートナーシップ戦略の成功に基づくもので、継続的なデジタル変革への当社の取り組みを示すものです」と述べた。