フォーミュラE「東京E-Prix」に上杉柊平が来場!! ジャガーTCSレーシングとの交流をレポート
ジャガーTCSレーシングに招待され、俳優の上杉柊平が電気自動車レースの最高峰、フォーミュラE「東京E-Prix」を『Hypebeast』とともに観戦。最高時速320kmに到達する電動マシンが東京の市街地を疾走する様子に酔いしれた
東京で開催されたフォーミュラE世界選手権
去る3月30日、日本初の公道でのABB FIA フォーミュラE世界選手権「東京E-Prix」が東京・有明で開催された。フォーミュラE世界選手権とは、エンジンを搭載せず、フォーミュラマシンによって争われる国際レースだ。エンジンを搭載するレーシングカーとは異なり、排気ガスを排出せず、さらに騒音も少ないことから、世界各国の都心部やリゾート地の市街地でレースがおこなわれるのが特徴であり、最大の魅力だ。
今回おこなわれた「東京E-Prix」は、開催10年目にあたる2023/2024シーズンの第5戦。日本のカーカルチャーにとってエポックメイキングなこのイベントは開催前から注目を集め、当日の会場にはおよそ2万人が駆けつけた。
そして、現在チーム・ランキングで首位を走っているのは「ジャガーTCSレーシング(Jaguar TCS Racing)」だ。英国の伝統的な自動車ブランドであるジャガーは、2025年以降新車販売の100%をEVとすることを掲げており、自動車産業のサステイナビリティ戦略において最先端を行く。
上杉柊平に『Hypebeast』が密着
そんな「ジャガーTCSレーシング」から本イベントに招待されたのは、俳優・上杉柊平。大のクルマ好きとしても知られる彼が会場に訪れ、フォーミュラEを体感する姿に『Hypebeast』が密着した。
「国際的なレースが東京で見られるのは、とてもありがたい。利便性も良いですし、初開催でこれだけの人が来て、熱気にあふれているのは、すごいことですよね。EVはここ最近の主流な自動車のカタチですし、東京がフォーミュラEの開催地に入ってくるのは自然なことかなと思います」(上杉柊平)
決勝レースが始まる前には、実際にマシンが走行するサーキット内に入場し、マシンを間近で見たり、ドライバーとのサイン会を楽しんだりすることができる『ピットウォーク』があった。ジャガーTCSレーシングのピットに訪れた上杉は「あんなに近くでマシンが見られるとは思っていなかったです。ジャガーの車両はモノトーン基調で、レーシングカーなのに落ち着いているところが気に入りました。あと、ドライバーやチームスタッフが決勝レースが始まるギリギリまでカジュアルにファンと交流していたのも驚きです。ああいったファンサービスがあると、応援しているチームにさらに愛着が湧きますね」(上杉柊平)と語った。
いざ決勝レースがスタート
決勝レースの観戦後には興奮を隠せない様子で「(マシンが)速いし、音がスゴい。EVだから静かなのかと思ったら、マシンが目の前を通った瞬間の風切り音やタイヤのスキール音は圧倒的な臨場感があって、生でモータースポーツを観戦する楽しさがハッキリと分かりました」と感想を述べた。
「自動車を所有することはいまの時代そう簡単なことじゃないと思いますが、 こういった大規模で、しかも環境にもやさしいレースが東京で開催されてクルマに対しての熱量が上がっていくことで、もっと面白いクルマ社会になるんじゃないかなと思う。そんな未来が感じられた1日でした」
今レースを終えて、ジャガーTCSレーシングはチーム・ランキング首位をキープした。ドライバーズ・ランキングでは、ニック・キャシディがトップと2ポイント差の2位、ミッチ・エバンスは6位につける。今シーズンはフォーミュラE史上最多の年間17戦で争われるため、まだまだ始まったばかり。ここからジャガーTCSレーシングが見せてくれるドラマに、おおいに期待したい。
上杉柊平のフォーミュラEリポートの映像は、インスタグラムの動画からチェックしよう。