サッカードイツ代表が Nike とサプライヤー契約を締結
70年以上続いた〈adidas〉とのパートナーシップが終了へ
「ドイツサッカー連盟(DFB、Deutscher Fußball Bund)」は3月21日(現地時間)、長年にわたる〈adidas(アディダス)〉とのパートナーシップを終了し、2027年より〈Nike(ナイキ)〉がオフィシャルサプライヤーを務めると発表した。契約期間は2034年まで。
「ドイツサッカー連盟」は1954年からドイツに本社を置く〈adidas〉とパートナーシップ契約を結んでおり、これまで同ブランドがドイツ代表チームにユニフォームをはじめとするオフィシャルキットを提供してきた。今回の決定によって、70年以上にわたる両者の関係に終止符が打たれることに。なお、〈adidas〉との契約は2026年12月までとなっており、2026年に開催予定の「FIFAワールドカップ」が“スリーストライプス”を纏ったドイツ代表チームを観る最後の機会となる。
「ドイツサッカー連盟」のベルント・ノイエンドルフ(Bernd Neuendorf)会長は、今回の発表に際し以下のような声明を公開した。「私たちはNikeと協力していくことを楽しみにしています。今後のパートナーシップによって、我々DFBはこれからの10年を見据え、ドイツサッカー界の包括的な発展を目指して邁進していきます。しかし同時に、ドイツサッカー界が70年以上にわたって多大なる恩恵を受けてきた長年のパートナー adidasとも2026年12月まで共に歩み、成功を達成するために全面的にコミットしていきます」