Nike SB がパリオリンピックに向けてスケートボード米代表の公式キットを発表
グリーン/カーキ/ホワイトを基調としたアグノスティックキットも登場
〈Nike SB(ナイキ SB)〉が、2024年7月26日(現地時間)にフランス・パリで開幕を迎える「パリ2024オリンピック」に向けて、スケートボードアメリカ代表の公式キットを発表した。
今回のキットは、建築家/プロスケーターであるアレクシス・サブローン(Alexis Sablone)がデザインを担当。ラインアップしているアイテムは、スケーターのクラシックなワークウェアのスタイルをモチーフに製作されている。選手たちは、数種類のカラーシャツ、Tシャツ、ロングスリーブTシャツ、パーカー、オーバーオールといったアイテムから、自身が心地いいと思うものを組み合わせて着用することが可能だ。それぞれには、レッド/ホワイト/ブルー/ブラックを基調としており、無地のシンプルなものから、鮮やかなグラフィックを落とし込んだものまで、幅広い展開に。
また、グリーン/カーキ/ホワイトを基調としたアグノスティックキットも登場。こちらも同じくカラーシャツ、Tシャツ、ロングスリーブTシャツ、パーカー、オーバーオールなどがラインアップしており、カラーシャツにはカメレオンのグラフィックがプリントされている。
加えて、本大会では特定のブランドのシューズの着用は義務付けられていないが、このキットにはアレクシス・サブローンのシグネチャモデルである〈Converse(コンバース)〉CONS AS-1 Proのパープル/ホワイトとモスグリーン/ホワイトの〈Nike SB〉Dunk Lowも含まれていることも明らかとなった。
アレクシス・サブローンは今回デザインを担当したことについて「まさか自分が連盟のキットをデザインすることになるとは思いもしませんでした。また、スケートがオリンピック競技になるとは思ってもいなかった時期もありました」と語り、続けて「キットのデザインを依頼されたとき、直感で“もちろん引き受けよう”と思いました。私はデザイナーでありスケーターであり、オリンピックにも出場しました。ダメなことはありません。誰にそんなチャンスがあるでしょう?」と説明。さらには、「より派手でグラフィックを多用したものであっても、より繊細で落ち着いたものであっても、何らかの個性を備えたものであっても、誰にとっても適したスタイルが存在する範囲を十分に作成しなければならないことはわかっていました」と話した。
〈Nike SB〉のアグノスティックキットは、7月18日(現地時間)より一部のスケートショップでリリースされる見込み。なお、〈Converse〉CONS AS-1 Proと〈Nike SB〉Dunk Lowは、8月22日(現地時間)より2足のツインパックで販売された後、8月29日(現地時間)より海外『SNKRS』や両者の公式オンラインストアなどで単体で発売予定となる。