2024年にデビューを遂げる世界最大のクルーズ船の全貌をチェック
タイタニック号の5倍の大きさを誇るクルーズ船には、洋上最大となるウォーターパークや40を超えるレストランなどを収容
米フロリダ州マイアミを本拠に置く世界最大規模の客船会社「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International)」が、2024年1月にデビューさせるアイコン・オブ・ザ・シーズの全貌をチェック。
“海の上の超巨大テーマパーク”と題されたアイコン・オブ・ザ・シーズは、全長365m、重さ約25万800トンというタイタニック号の5倍の大きさを誇る世界最大のクルーズ船。乗客定員は最大で7,600人、乗務員も合わせると最大9,500人が収容できるとのこと。船内は、8つの“街”から構成されており、6つのウォータースライダー、7つのプール、9つのジェットバスを備えた洋上最大となるウォーターパークやインフィニティプール、円形状のアイスアリーナ、滝が宙を流れるアクアドーム、本物の草木が植えられた公園、40を超えるレストランなどが用意される。また、燃料には、現在環境面で最も優れたLNG(液化天然ガス)を採用。さらに、陸上からの電力接続や廃熱回収システムなどを組み合わせることで、より環境面に配慮した、クリーンエネルギー動力を実現させている。
「ロイヤル・カリビアン・インターナショナル」によると、このクルーズ船は今月、フィンランド・トゥルクで初の海上試験を行い、450人以上の専門家が4日間にわたって船の機構の試験を実施したとのこと。なお、アイコン・オブ・ザ・シーズは、2024年1月に予定されているマイアミでのデビューに先立って、2023年末に2回目の海上試験を受ける必要がある。日本公式サイトでは、既に予約を受付中なので、気になる方は是非チェックしてみてはいかがだろうか。