スタジオジブリがカンヌ国際映画祭にて名誉パルムドール賞を受賞
同賞がスタジオに授与されるのは今回が初
5月14日(現地時間)より開催される第77回「カンヌ国際映画祭」にて、「スタジオジブリ」が名誉パルムドール賞を受賞することが決定した。
世界の映画界に功績があった個人に贈られる名誉パルムドール賞が、スタジオに授与されるのは今回が初めて。同映画祭は、「ハリウッドの巨匠らと並び、宮崎駿と高畑勲という2人の優れたストーリーテラーと多様のカルトキャラクターによって体現された日本のスタジオは、過去40年にわたりアニメーション映画に新しい風を吹き込んできました」と説明。「スタジオジブリ」のプロデューサーの鈴木敏夫は「名誉パルムドールを受賞したことを心から光栄に思います」と語り、「カンヌ映画祭に心から感謝します。40年前、宮崎駿、高畑勲、そして私は、子どもから大人まで、高品質で質の高いアニメーション映画を届けたいという思いからスタジオジブリを作りました」と振り返った。そして「宮崎監督も私も年を取りましたが、スタジオジブリの精神を受け継いでくれるスタッフにより、これからも新しい挑戦を続けていくことでしょう」とコメントしている。