千葉雄喜と Jin Dogg が語る“チーム友達”とは?
流行語大賞も夢じゃない?
2024年2月13日、突如ドロップされた楽曲『チーム友達』。元KOHHとしても知られる千葉雄喜のシーンへの帰還に、ヘッズたちは狂喜乱舞した。千葉雄喜が近しいDJらに音源を配っていたため、リリース前からクラブで流されており、一部の間では早くから話題となっていた同曲。満を持してストリーミングとMVが解禁されるや否や、普段ヒップホップを聴かない層から著名人/アーティストまでが虜に。まるでシーンの主役が誰であるかを知らしめるかのように、瞬く間に日本列島を席巻。さらには海を超えて、クリス・ブラウン(Chris Brown)、バン・B(Bun B)、デューク・デュース(Duke Deuce)、NLE チョッパ(NLE Choppa)、ミーガン・ジー・スタリオン(Megan Thee Stallion)といったアメリカ勢にも波及した。
あまりに楽曲が一人歩きしてしまい、この“チーム友達”が、実はJin Dogg(ジン ドッグ)の言葉ということを知らない人も少なくないだろう。自身のリリック内で“チーム友達”を多用していたJin Dogg。そのワードセンスを以前から気に入っていた千葉氏は、2023年末の大阪滞在の際にノリ(?)で“チーム友達”をタイトルにした楽曲をレコーディング。歌詞はフリースタイル、ビートもその場で制作という、まさにヒップホップの体現するかのような瞬発力で、このムーブメントを導いた。
このたび『Hypebeast』では、リリック冒頭の「お好み焼き 食う鶴橋」で触れられている『お好み焼 風月』にて、千葉雄喜とJin Doggの対談を実施。お好み焼きを突きながら、両者の交友関係から『チーム友達』がどのようにして誕生したかまでを語ってくれた。