テスラが長年の業績不振により従業員約14,000人を解雇へ
「これによって無駄がなく革新的で、次の成長段階のサイクルに向けたハングリー精神を持つことができるでしょう」
イーロン・マスク(Elon Musk)率いる「テスラ(Tesla)」が、長年の業績不振を受けて従業員の10%を解雇する予定であると報じられた。
米ニュースサイト『Electrek』によると、今回のレイオフは2020年以降、同社の自動車の販売数が年々減少していることが理由だという。従業員には、全社的な電子メールにて約14,000人を解雇する予定であることが通知されている。現時点では、今回のレイオフの影響を受ける部署などは明らかにされていないようだ。
イーロン・マスクは、『Electrek』の取材に対し「長年にわたり、当社は世界中に複数の工場を展開し、急成長を遂げてきました。この急成長に伴い、特定の分野で役割や職務が重複しています。次の成長段階に向けて会社を準備するにあたり、コスト削減と生産性向上のために会社のあらゆる面を見直すことは非常に重要です」と説明。加えて「これほど嫌なことはないですが、やらなければならないことなのです」と語り、「これによって無駄がなく革新的で、次の成長段階のサイクルに向けたハングリー精神を持つことができるでしょう」と続けた。