宮崎駿監督作品『君たちはどう生きるか』がアカデミー賞を受賞
21年ぶり2度目の長編アニメーション映画賞に輝く
3月10日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスの『Dolby Theatre(ドルビー・シアター)』にて開催された「第96回アカデミー賞」の授賞式で、宮崎駿監督による10年ぶりの長編作品『君たちはどう生きるか』が、長編アニメーション映画賞を受賞した。
「スタジオジブリ」作品が同賞を受賞するのは、2003年の『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶり2度目。宮崎監督は、2013年に長編アニメーション作品制作からの引退を宣言していたものの、2017年に宣言を撤回し、『君たちはどう生きるか』を完成させた。なお、宮崎監督は2014年、「アカデミー賞」の主宰団体である「映画芸術科学アカデミー」から、卓越した業績を残した世界の映画人に贈られる名誉賞も授けられている。